NPO法人による区会運営事業

みどりーむプロジェクトでは、区会の創設・運営代行を行っています。

 

つくば市では、市民のみなさんに区会(いわゆる町内会)加入活動を積極的に促進しています。詳しくは、つくば市の市民活動課のページの「区会とは」をご覧ください。

 

区会を立ち上げるには、会長を選任し、副会長、書記、監査を選出。規約を作成し、住民のリストと規約、予算案を市役所窓口に提出し、地区の区会で形成する連合会支部での承認を経て、ようやく任意団体としての区会の創設が可能となります。  

 

区会の主な活動は、回覧配布、ゴミ集積所の衛生管理です。地区によっては祭り等のイベントや、消防団加入・寄付、近隣区会との情報連携や、防災に備えた活動等、多岐に渡ります。

 

多様化するライフスタイルの変化等で従来の期待される住民活動ができない事実もあります。そこで、最低限の住民活動(つくば市からの広報回覧配布や、ゴミ集積所利用のルールの作成と運営)をNPO法人が代行いたします。 みどりの地区で最初に立ち上げたみどりの第一区会の区長が中心となり、区会運営をノウハウ化して、事業を起こしました。 近年増加が著しいみどりの地区において、みどりの地区住民と行政のパイプ役として区会を位置付け、創設と運営を代行いたします。

 

NPO法人による運営区会の一覧

・エクセレントシティみどりの区会

・ネクシオンみどりの区会

・ウッドユータウンみどりの一丁目区会

・ウッドユータウンみどりの南区会

・クルムテラスみどりの区会

・クルムヒルズみどりの区会

 

NPO法人による具体的な区会活動

・区会創設の代行

・年次区会継続資料作成代行

・つくば市からの回覧配布代行事業

・要望書作成・提出代行

・ゴミ集積所利用に関するルール決め

・必要情報回覧代行事業 等

2024年つくば市市長・区長サミット

お陰様で3回目の発表となりました。町内会を運営する中で、行政からの情報である「回覧板配布業務」の負荷が非常に大きく、つくば市ではまだ実証段階ですが、メールによる回覧配布を行っています。 つくば市の実証実験の前から、回覧板をPDF化し、メールで共有していました。しかしながらメールならではの問題がありました。 例えばメール容量制限に引っかかってしまい、送信できないケースがありました。 つくば市の協力によりファイルをクラウドにアップロードし、アクセスがURLになったことにより、メールの送信エラーが減りました。 但し、メールによる回覧配布はいまだに多くの問題を抱えています。特に携帯電話の機種変に伴うメール変更では、町内会ではメール変更管理までは追いつかず、対応に苦慮しています。そこで町内会業務のアプリ化、高齢者の利用をサポートするためのチャットボットのデモ等の実演をさせていただきました。

2019年つくば市市長・区長サミット

2回目の発表の機会をいただきました。NPOによる町内会の運営について、活動経緯のご報告をさせていただきました。 主には10年近い町内会活動を見直しを行い、如何にして町内会活動の負担をなくしていくかの仕分けと実践を報告いたしました。複数の町内会を運営する中で、業務の重要性の観点から整理を行い、「省エネ運営」を実践してきました。他にも大規模な町内会の簡素化や分割されている町内会の発表など、非常に勉強になるサミットとなりました。

2016年つくば市市長・区長サミット

毎年開催されてる区長サミットにおいて、つくば市市長、区会連合会の皆様に、つくば市初となるNPO法人による区会の創設・運営の報告をいたしました。 2017年度には新しい市長が当選され住民主体の区会活動に向けて、当法人による区会運営のご紹介をさせていただき、市長直々に「みどりのスタイル」を命名いただき、積極的な事業展開のご期待のコメントをいただきました。